ランディングページ制作でのワイヤーフレームの役割

ランディングページが完成に至るまでは、企画やマーケティング、コンテンツ編集、デザイン、コーディングなどといった数多くの工程を経る必要があります。これら制作の各工程では各部署から上がってくる要望や意見、そして時に修正案など、さまざまな要素が交錯します。これらの要素に加えて、クライアント側から出てくる意向を効率的に折衝する必要がありますので、口頭でやりとりするだけでは混乱が生じます。そのため、ランディングページの制作では、一貫した設計図を用いることになります。この設計図をワイヤーフレームと呼びます。ワイヤーフレームとは、もともとはコンピューター上の架空ワイヤーで作成する三次元画像のモデルを指しますが、ウェブ業界では、サイトの構造やページレイアウトや文言、及びボタンなどの機能面を図案化したものを指します。
ワイヤーフレームを作成するには、パワーポイントなどのプレゼンテーション用ソフトウェアや、あるいは紙を使用しますが、オンラインで利用できる専用のソフトもあります。これらの、オンラインで使えるクラウド型のソフトは、チーム作業やクライアントとのセッションを考えると非常に有用です。どのようなツールを使用するにせよ、ワイヤーフレームは概ね企画や編集の段階で作成が開始されます。どのようなコンテンツの構成にするか、ユーザーに対して具体的にどのようなアクションをどの部分で起こさせるか、ファーストビューでの画像の扱いはどのようにするかなど、クライアントへの提案を図案化していきます。通常は、この図案をクライアントが了承してから、デザインやコーディングといった工程に移行します。
ランディングページを作る時のワイヤーフレームが重要なのは、ランディングページが設計書としての役割を果たすことです。そのため、なるべく早期の段階で、ページの詳細な部分まで決定しておくことが、制作をスムーズに進行させる一つのポイントとなります。たとえばボタンの配置や文言などは、パーツとしての扱いは小さなものですが、ユーザーがアクションをとるための重要な要素になりますので、早期の段階でクライアントに同意してもらうことが重要です。それによって、万が一変更になった場合でも早めの対処が可能となり、制作の進行を遅らせてしまう可能性が減ります。このように、ワイヤーフレームに設計書の役割を与えて制作することは、コミュニケーションの円滑化と、効率の良い進行に大きく貢献します。

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